今回は、常に日本のデニムシーンを牽引し続けるEDWIN/エドウィンのヴィンテージデニムをご紹介させて頂きます。
まずは、50年代の風合いを再現したヴィンテージデニムジャケット505。均一な糸が紡績できなかった時代のデニムを再現する為、縦糸に2種類のムラ糸、横糸に茶綿を使用し、シャトル織機の名機と言われる『TOYODA G9』で甘めのテンションで低速で織ることで当時らしい粗野で独特な風合いを実現。シルエットはヴィンテージのジャケットと比べ、着丈や袖丈を調整し、着用しやすい現代版にアップデートしています。
次に、60年代の風合いを再現したヴィンテージデニムパンツ、505ZXX。力織機(シャトル織機)を使用し、縦糸のテンションをゆるめ、横糸は1丁のシャトルで低速に織り上げることで表情豊かなセルビッチデニムの生地感を再現しています。経糸の染色はカイハラ社のDスペック-エコ染め手法を採用し、インディゴ100%のロープ染色(ダブルディップ)による深く赤身のある濃色でありながら、糸の芯白を残すことで穿きこむほどにメリハリのある色落ちを実現しています。
共に、EDWINのデニム作りに対する拘りが詰まった逸品です。近年、再注目されているアメカジスタイルに拘りのデニムアイテムを取り入れてみるのはいかがでしょうか?